2020-2021年のサッカー観戦をまとめる

未だコロナ禍が続くなか、2023年初頭現在ではプロサッカー界の少なくとも興行面はようやくかなり今までの姿を徐々に取り戻しつつあります。丸々1年遅れてますが……サッカーファンにとってはつくづく受難の時代であったと振り返るであろう2020年・2021年シーズンは自分としてもごく僅かな試合数しか足を運ぶことができませんでした。自分のための記録も兼ねて、そんな数少ない観戦試合のまとめ。

2019年のサッカー観戦をまとめる

今まで行ったJリーグの全試合をまとめる

 

2020年2月16日 YBCルヴァンカップ 川崎 5 – 1 清水(等々力陸上競技場/17057人)

このシーズンはJ1のリーグ戦の開幕よりも前にルヴァンカップのグループリーグが開幕する珍しいシーズンでした。世の中にコロナの香りがまさに広がり始めた時期、まだ社会全体というほどではないながらマスクをする人がちょうど増え始める時期でもありました。この試合が、結果的には2022年シーズンに声出し応援が再開されるまでの最後の声出し応援ということになります。
横浜FMから招聘したクラモフスキー新監督、GKネトヴォルピ選手を始めとする大型補強もありつつ、全てが新体制となったことで出だしは苦労するであろうと予想しながらの川崎戦は、やはり厳しい結果。しかしながら石毛選手の反撃など好材料もいくつか見えた中でシーズンに入りました。

 

2020年2月23日 J2第1節 山口 1 – 0 京都(維新みらスタ/8424人)

レノファ山口にとってのコロナ禍前最後の試合は、開幕の京都戦。開幕戦は他会場同様に入場制限・声出し制限その他もない時期ですが、やはり写真を見返すと皆さんマスクをされていますね。試合は池上丈二選手のミドルシュートが決まって会心の勝利。

 

 

 

2020年10月18日 J2第27節 京都 0 – 1 山口(サンガスタジアム/4079人)

2020シーズンの晩夏から秋口にかけてはコロナがやや落ち着きを見せていた時期。サッカーとは関係ないですがちょうど八丈島への旅行をすることができたのもこの時期でした。

夏の残り香を求め八丈島へ

そんなJリーグ開幕からはるか8ヶ月も過ぎた時期のアウェイ京都戦が、自分にとっての久しぶりのサッカー観戦となりました。奇しくもその前に最後に観戦したレノファ山口の開幕戦の相手が京都。そしてできたばかりのサンガスタジアムby京セラに初めて足を踏み入れました。
試合はCB菊地光将選手のバックヘッド気味の器用な一発をねじ込んで、京都サンガ相手に初めてのシーズンダブルと、最高の一戦となりました。

GOTOトラベルを活用しての旅行で安くついたのも個人的には嬉しかったポイント。ただ京都の観光はあまり興味がないので(混んでいたりあまり観光のための各種情報が親切でない)シュッと帰りがち。

J2第27節 京都vs山口

 

2020年11月1日 J2第30節 松本 2 – 1 山口(アルウィン/6350人)

Jリーグで応援するチームがあると、ホーム戦以外でも「ここのアウェイは必ず行きたい相手」というのが皆さんあるものではないでしょうか。居住地からの近さであったり、ダービーやチーム間の因縁であったり、強豪の相手のスター選手を見たい気持ちであったりすると思います。ぼくにとっては、スタジアムの雰囲気(ハード面もソフト面も)に唯一無二のものがある関東近郊のチームは行ける限り毎年必ず見に行くようにしています。J2であればジェフ千葉がそうであり、松本山雅がそうです。

J2第30節 松本vs山口

 

そうしてコロナ禍でありながら中央線を乗り継いで訪れたアルウィンの雰囲気はやはり圧倒的。
一方で試合内容としてはレノファ側から見ると正直言って普通にやって普通に負けたというかんじの見どころの少ないものとなりました。イウリ選手の個人技を生かした反撃弾が数少ない救いでした。また、前年にレノファからマリノスに移籍するもこのシーズン途中に山雅へレンタル移籍となった前貴之選手のプレーを見ることができたのも山口的にはエモい。

ちょうど新そばの時期の松本とあり、新そばを食べたり高原で景色を堪能したりと松本旅行自体はかなり楽しんでいました。

 

 

2020年11月11日 J2第33節 町田 1 – 0 山口(町田GIONスタジアム/723人)

前の松本戦が自分にとって必ず行きたい試合なら、このアウェイ町田戦も同じく自分にとっては絶対行きたい対戦カード。その理由はJ3からの因縁です。
ただ、この試合のことはまさにこのタイミングで拡張工事真っ盛りだったバックスタンドの様子以外は何も覚えてません。
田中パウロ淳一選手がとても頑張っていたこと、山口の古賀俊太郎選手や町田に在籍している清水戦士のノリエガエリック選手のプレーを初めてみることができて感激していたみたいです。

 

2020年11月14日 J1第27節 清水 3 – 1 セレッソ大阪(IAIスタジアム日本平/6076人)

ホーム最終戦の清水エスパルスの相手はセレッソ。この試合では珍しく西サイドスタンド(ホームゴール裏)の1階席で観戦しました。サイドスタンドの席は非常に狭いのですが、この時期はコロナによるソーシャルディスタンスのおかげで非常に快適です。

天候に恵まれ、順光で写真も撮りやすいコンディションの中でヘナト・アウグスト選手のスーパーゴールが目の前で炸裂したりティーラシン選手のスーパーカウンターで快勝。ホームの最終戦としては最高の形となりました。

 

J1第27節 清水vsC大阪 積み上げは裏切らない

 

 

2020年11月22日 J2第35節 東京V 2 – 1 山口(味の素スタジアム/3078人)

この試合についてはもう何も覚えていません。しかしレノファにとってアウェイの東京ヴェルディ戦というのは本当に勝てないものです。唯一勝利したのはレノファが降格の瀬戸際にいた2017年、そして2016年には疑惑の判定による引き分けもありましたが、あとは2018年以降2022年に至るまで全試合にしっかりと負けています。レノファのホームではちょこちょこ勝っているだけに、お互いにお得意様だと思いつつ実際の星勘定はそうでもない典型例かもしれません。それもそのはず、これまで7シーズン毎年対戦してホームでは4勝3敗と勝ち越しながらアウェイでは1勝1分5敗という圧倒的負け越し。

 

2020年12月13日 J2第40節 大宮 3 – 1 山口(NACK5スタジアム大宮/3447人)

このシーズン第32節以降最下位をキープするレノファでは、この試合を前にして3年間監督を務めた霜田正浩氏の退任が発表されていました。自分にとってはこれだけ選手を育て上げ、地方の小さなクラブが生き残っていく道筋を本気で考えた上で志高いサッカーを続け、そして強化部その他のクラブ体制も含めて大きな貢献をしてくれた監督の退任には納得のいかない面もありました。しかしながらもともと3年目という節目でそれなりには結果がないと続投判断がしにくかった面もあるでしょうし、コロナ禍の関係で降格がない異例のシーズンとはいえ(この時点で)最下位となるとやはり続投判断もしにくいというのもあったかもしれません。ともあれ、関東アウェイでぼくがそんな霜田レノファを見ることができるのは最後の試合。

霜田正浩監督 退任のお知らせ | レノファ山口FC

ぽんぽんと3失点した後、個人技で気を吐いた高井和馬選手のループ気味のスーパーゴールはまさに僕たちの陣取るアウェイゴール裏にむかって糸をひくようにゆっくりと入っていったものでした。そのアシストを決めたのは翌年からの加入が内定している特別指定選手の福岡大・FW梅木翼選手。敵選手として初めてNACK5に凱旋した菊地光将選手がスタジアムの全周に挨拶し温かい拍手を受けるシーンも印象的でした。

 

2021シーズン

2021年4月10日 J2第7節 東京V 3 – 1 山口(味の素スタジアム/2377人)

渡邉晋体制でシーズンをスタートしたレノファ山口。ベテランを中心として軸となる数々の選手を獲得しましたが、そんな新生レノファを見に行った試合。目指すところは遠くない2チームの戦いでしたが、やはり積み上げの差を感じるような試合となりました。スーパールーキー佐藤凌我選手にやられるなど悔しい展開。なんで勝てないかなぁ。

J2第7節 東京V vs 山口 積み上げの差

 

2021年6月27日 J1第20節 横浜FC 1 – 1 清水(ニッパツ三ツ沢球技場/4587人)

梅雨の雨が降りしきる中訪れたニッパツ。メインスタンドの半分とアウェイゴール裏はびっしりのエスパルスサポーター、そして圧倒的な手拍子。強くしなやかでとにかく速い選手の動き、声、プレーの音、全てが手にとるように見えて聞こえる環境にやたらと感激したのをすごく覚えています。清水にとってのホーム・日本平もそういうスタジアムの一つ。そんな生観戦ならではのあの迫力みたいなものは大事にしてサッカーを見ようと思いを新たにしました。

[J1第20節 清水vs横浜FC] サッカーを見る楽しさ

 

 

2021年10月30日 J1第36節 千葉 0 – 0 山口(フクダ電子アリーナ/4266人)

秋も深まるこの時期にようやくシーズン2試合目のレノファ観戦。フクアリはコロナ禍の関係を除いては毎年行っている中、今回は初めてのメインスタンド観戦です。ちょうどこの秋にはレノ丸がリニューアルして発売となったのもあり、新レノ丸ちゃんを連れていきました。

一方のチームはといえば渡邉晋監督がまさかの退任。ぼくにとっては上野時代・霜田時代、そして渡邉時代と呼ばれるよう長くこのチームを率いてほしかったので本当に残念。非常に真面目で、ともすれば抱え込むところがあり、できない自分を許せない、そんな性格なのはちょっと自分も似ているところがあるのでよくわかるのですが……、それにしても本人としてそういったものを上手く消化できなかったものか、そしてクラブや周りもしっかりサポートできなかったものか、なかなか切ないものがあります。
ともあれ名塚監督にバトンタッチとなって1ヶ月目のチーム状態。たしかに渡邉晋監督の時期に少し足りなかった前へのダイナミックさなどがかなり劇的に改善していた時期でしたが、この試合では少し空回り気味。攻守において攻撃的なサッカーは一日にして成らず。

[千葉vs山口] 決定打を欠いた納得のスコアレスドロー

 

2021年11月3日 J1第34節 FC東京 4 – 0 清水(味の素スタジアム/18209人)

久しぶりのエスパルスは、こちらも行ける限り必ず行っている味スタでのFC東京戦。降格圏に肉薄してしまっていることもあり報道などで「清水の選手は並々ならぬ決意で試合に挑む」といったことが盛んに報じられていたことをよく覚えていますが、早い時間の失点からセットプレー絡みで3失点という、正直言ってどこに気持ちが入っているのかわからないようなキツめの試合でした。

ぼくはといえば、途中からスタジアム内にいるカメラマンの機材が何だろうかとばかり自分の望遠レンズで追っかける始末…金払って何しに行ってんだw

ところでこの試合は、これまで百数十と観戦しその都度必ず何かしらの写真を撮ってきた中で初めての写真紛失事案のようでした。Twitterログを見ても観戦した記録は確かにあるのに、Lightroomに1枚も写真が残ってないではありませんか。。気をつけないといけませんね。

 

2021年11月7日 J1第36節 大宮 1 – 2 山口(NACK5スタジアム大宮/5403人)

シーズン途中から、前年までレノファを率いた霜田監督が指揮する大宮とのアウェイ戦。これは何があっても行かないわけにはいきません。非常に爽やかな秋晴れの恵まれた気候の中での試合は高井和馬選手のスーパーゴールなどもあり、実はNACK5スタジアムでは初めての勝利をもぎ取りました。霜田監督がレノファ側に挨拶をされるさいの少しバツが悪いような複雑そうな表情だったのが印象的。

[大宮vs山口] 恩返し

 


 

 

2021年11月21日 J1第 40節 松本 1 – 1 山口(サンプロアルウィン/7811人)

この時点でまさかのリーグ最下位に沈む松本との対戦。アウェイ松本戦というのは自分にとって必ず行きたい対戦カードの一つですが、このままではこのシーズン限りでしばらくお別れになるということもあり(実際のこの翌節で山雅の降格が決定)、中央線に乗って遠征しました。松本の雰囲気を堪能するとともに、前貴之選手と橋本健人選手の熱いマッチアップは非常に印象的でした。

しかし山雅ほどのクラブ規模であっても歯車の狂い一つでJ3まで落ちてしまうということにJ2リーグの恐ろしさを感じます。よりクラブ規模の小さな山口にとっては本当に毎年背水の陣。一貫したクラブ哲学、徹底した若手選手育成によって毎年踏みとどまっていますが、もう少し安全圏に入れるだけのクラブ規模に早くたどり着きたいところ……という思いが募る、4チーム降格の厳しい2021シーズンでした。

[松本vs山口] もっとできるはず

 

2021年11月21日 J1第41節 山口 0 – 1 甲府(維新みらいふスタジアム/4625人)

このシーズンで最初で最後のホーム維新みらスタ遠征は、最終節。好天に恵まれたバックスタンドからのレノファ撮影はとても快適。試合内容も、このシーズン3位と上位フィニッシュを決めたヴァンフォーレ相手に前半は完璧な試合をするも、後半に脆い失点での敗戦。

[山口vs甲府] 希望も課題も来年へ

 

 

2021年12月4日 J1第38節 清水 2 – 1 セレッソ大阪(IAIスタジアム日本平/9668人)

維新だけでなく、今シーズン最初で最後のIAIスタジアム日本平の観戦もまた最終戦での遠征となりました。
今回は席取り競争に負けてしまい、東サイドスタンド1F、つまりアウェイゴール裏の真下、セレッソサポーターの多いエリアしか取ることができない状況となりました。デーゲームでは西日が眩しく写真を撮るのも結構難しい場所です。しかしながら結果的にはこのために西澤健太選手のスーパーシュートを目の前で見ることができ、おまけに大久保嘉人選手の現役最後の得点も目の前で見るというラッキーな席でもありました。サッカーは筋書きのないドラマだ。そして話題になった、最終戦セレモニー後のキャプテン権田選手の挨拶も。

[清水vsC大阪] 最終節・西澤祭り

 

2022年1月9日 全日本高校サッカー選手権大会 準決勝 高川学園 0 – 6 青森山田高校(国立競技場/18599人)

2021年の冬の選手権は、セットプレー戦術「トルメンタ」で話題をさらい大躍進した山口の高川学園高校が新国立競技場での準決勝にまで進出。以前も選手権で高川のサッカーを見たことはありますが、ベスト4まで進出するというのはすごいことです。

高川学園 vs 青森山田 試合情報|第100回全国高校サッカー選手権大会|JFA.jp

3年生のGK徳若くんやFW林晴己くんは、2年前・2019年の茨城国体で3位と大躍進した山口県代表で出場した選手でもありました。

茨城国体 少年男子サッカー2回戦 山口県vs大阪府

茨城国体 少年男子サッカー3位決定戦 山口県vs香川県

試合内容は、このシーズンの無敵王者・青森山田に粉砕される形となりました。ゴールラインの延長上の席に座っていたぼくからは、FC東京加入内定の松木玖生選手のぶち抜きゴールなどがまさに目の前。
文字通りの旋風を巻き起こしたトルメンタが発動できるような効果的な位置でのフリーキックを得ることもままならないハーフコートゲームにより力の差を見せつけられる形となりました。

またこの試合は初めての新国立競技場での観戦。何かと「政治的に」酷評されるスタジアムですが、全国津津浦浦さまざまなスタジアムを訪れる身として競技場そのものを費用とかのことも考えずに純粋にフラットに評価すると、そんなに国民の仇とでも言わんばかりに叩かれるようなものでは全然ないとは思いましたね。席間、コンコースの広さ、お手洗い、スタンドの角度などなどは全然普通に快適な方だと思いました。そんなに競技場スペック自体に文句があるなら全国の国体規格の陸スタに行って同じように騒いでほしいですし、予算をひっぱってきてほしい。西サイドスタンド中央をざっくりとえぐったゲートはあまりに酷いというか、五輪の都合でそうなったのはわかるから五輪後に埋めて座席にするとかできなかったのか……とは思いますが。

 

シーズン雑感

コロナに振り回された2020年・2021年シーズン。コロナ前の2019年にはJリーグ・天皇杯・ドイツ・国体・高校サッカーなどで実に46試合を観戦したにも関わらず、2020年は8試合、2021年は9試合とわずか17試合に終わりました。コロナ禍だけではなくて2019年末に結婚して1人で身軽に遠征をひょいひょいするのも以前ほど容易ではなくなったことも影響していますが。

推しチームのホーム(レノファの維新みらいふスタジアム・エスパルスのIAIスタジアム日本平)への遠征が各シーズン1~2回程度しかできなかったことや、感染状況そのものもあれば入場数の大幅制限などもあって例年なら絶対行きたいようなカードにもほとんど行けなかったことはとてもさみしいことではあります。
一方で試合数が少ないことで逆に1回1回の貴重な観戦機会を味わうような面があったことも事実かもしれません。ニッパツのように毎シーズン訪れていて行き慣れていたはずのスタジアムでもそのピッチへの近さ・スタンドまで伝わってくる迫力を再認識するというひとときもありました。

2020年シーズンの勝敗表

  試合 勝利 引き分け 敗戦 備考
レノファ 6 2 0 4  
├─ホーム 1 1 0 0  
└─アウェイ 5 1 0 4  
エスパルス 2 1 0 1  
├─ホーム 1 1 0 0  
└─アウェイ 1 0 0 1 ルヴァンカップ
合計 8 3 0 5  

 

2021年シーズンの勝敗表(選手権は含まない)

  試合 勝利 引き分け 敗戦 備考
レノファ 5 1 2 2  
├─ホーム 1 0 0 1  
└─アウェイ 4 1 2 1  
エスパルス 3 1 1 1  
├─ホーム 1 1 0 0  
└─アウェイ 2 0 1 1  
合計 8 2 3 3  

 

その他

  • 選手権準決勝 高川学園vs青森山田

観戦をした中でレノファ・清水の試合の合計としては、16試合で5勝3分8敗と負け越し、平均勝点は1.125と「ギリギリ残留圏」。両チームのこの2年の実際のリーグ戦成績ともなかなかリンクしたものとなりました。。

この2年で初めて行ったスタジアムは2つのみとなりました。

  • サンガスタジアムby京セラ
  • 新国立競技場

この記録を書いている時点ですでに2022年シーズンも終わり2023年に入っている時期ですが、この頃にあってようやく声出し応援も条件付きながら復活し、昇降格数などリーグ運営もひとまずは平常化サイクルに戻るなど、本来の姿に少しずつ戻っていっている状況。
とにもかくにも未だ収束の気配が見えないコロナ禍が何らかの形で落ち着いて、Jリーグとしてはその間の痛みを少しずつ癒やしていき、再び成長軌道に乗っていくことを願うばかりです。