Jユース杯2019 レノファU-18 vs ヴィッセル神戸U-18

このブログは、トップチームのシーズン最終戦で引退するツボさんの目の前で2点差を逆転されて負けるという維新劇場(?)からの帰路の機内で涙目で書いています。

第27回Jユースカップに参戦したレノファU-18は、1回戦で宮城県の塩釜FCユースをホームおのだに迎え6-2の快勝で2回戦に進出しました。その試合の模様はJユースカップ塩釜FC戦でまとめています。
2回戦は1回戦の翌週10月19日、相手は長くプレミアWESTを戦い、2017年のリーグ優勝時のメンバーも3年生で残っているヴィッセル神戸U-18。

会場はヴィッセル神戸の練習場ともなっているいぶきの森球技場の人工芝グランドでした。那須大亮チャネルでよく登場するグランドですね。神戸市外からひたすら郊外に出た工業団地の中にあり、観客にとってはアクセスはあまりよくないですね。
ハイブリッド芝2面と人工芝1面あるのですが、ハイブリッド芝側は立入禁止で、試合は人工芝でした。ひそかに期待していたので残念w

ヴィッセルのユースもここで練習しているそうです。ヴィッセルのユースの環境は日本のクラブユースでも一番充実しているとも言われることもあるほどで、例えば寮の充実寮食の充実などはとても有名だと思います。そしてイニエスタプロジェクトもあるし、ヴィッセルユースは選手にとって魅力的だと思います。
もちろん強力な資金力あってのことではありますが、育成の環境と体制をしっかりするべきというぼく自身の持論にもとてもマッチしてて、いいクラブだなぁと思います。

レノファU-18のメンバーは塩釜FC戦と変わらず。ちなみに同じメンバーなのにメンバー表で記載順が違うのはどういうことでしょうかw(一応イチから考えた結果として同じメンバーになったということかな?w
例によって、皆さんにとって名前と顔が一致するようレノファ公式サイトから選手顔写真を引用させていただいています。
また※がついている選手は10月の茨城国体の少年男子サッカーの山口県代表メンバーに選ばれた選手です。茨城国体 少年男子サッカー2回戦 山口県vs大阪府 – 魚礁茨城国体 少年男子サッカー3位決定戦 山口県vs香川県 – 魚礁も併せてご覧ください。

スタメン GK 1 – 清水太一
2年/176cm/63kg
レノファU-15
清水 太一
DF 22 – 吉田光 (右SB)※
2年生/169cm/62kg
FCディアモ(香川県)
吉田 光
5 – 伊東稜晟 (CB)
3年生/173cm/68kg
FC AVENIDASOL(三重県)
伊東 稜晟
4 – 木村裕貴 (CB)※
2年生/171cm/61kg
レノファU-15
木村 裕貴
31 – 金坂励耶 (左SB)※
1年生/170cm/62kg
サンフレッチェくにびき(島根県)
金坂 励耶
MF 23 – 柳井敦志 (トップ下orボランチ)※
2年生/169cm/61kg
レノファU-15
柳井 敦志
6 – 三好崇斗 (ボランチorアンカー)
3年生/166cm/57kg
レノファU-15
三好 崇斗
26 – 林陸也 (トップ下)※
1年生/169cm/55kg
レノファU-15
林 陸也
  11 – 杉村駿介 (左SH/WG)
2年生/159cm/51kg
レノファU-15
杉村 駿介
FW 21 – 松原翔太 (右SH/WG)
2年生/168cm/58kg
レノファU-15
松原 翔太
10 – 河野孝汰 (CF)※
1年生/176cm/73kg
レノファU-15
河野 孝汰
サブ GK 1 – 越田颯太
3年生/175cm/70kg
菊川中(下関)
越田 颯太
DF 7 – 天根勇輝
3年生/166cm/64kg
レノファU-15
天根 勇輝
  13 – 山邊樹
2年生/172cm/67kg
レノファU-15
山邊 樹
MF 27 – 山崎柊人
2年生/163cm/55kg
レノファU-15
山崎 柊人
  8 – 今金夢斗
3年生/175cm/67kg
レノファU-15
今金 夢斗
FW 9 – 内田修人
3年生/170cm/64kg
シーガル広島
内田 修人
  16 – 中本一志
3年生/161cm/61kg
レノファU-15
中本 一志

 

例によって試合の感想はTwitterで当日つぶやいた内容から。

U-18日本代表の小田裕太郎くんは別格でしたね。

レノファU-18の選手たちはピッチ横のテントで雨風の吹き込んでびしょ濡れになる中ハーフタイムを過ごしていましたが、神戸の選手はクラブハウスのロッカーを使えていたようで、アウェイの洗礼(物理)だなぁと思いましたw

ここからは試合後に(記憶を)振り返りながらまとめた感想です。

さいごはヴィッセル神戸サポーターの方のツイート。ぼくたちとも少し会話したのですが、広島出身の熱い方でした。
リップサービスもあるとは思いますが、プリンス昇格の可能性を早々に潰すようなチームでないことはまぁ誰の目にも明らかですよね。。県リーグを圧倒的成績で制した聖光さんにはプリンスに昇格してほしいですし、来季高川学園ともどもプリンス上位に入って、ぜひ2020年の山口県からの参入戦枠を増やしてほしいと思いますw

ちなみにレノファサポーターは、選手保護者ではない一般人サポ(?)がぼくを含め少なくとも4人来ていました。正直凄いことだと思いますよ。ぼく個人としてはユースにはサッカー観戦の有形無形の楽しさが詰まっていると試合に行く度に実感しているのですが、この楽しさはぜひいろいろな人にもっと体験してほしいなと思います。
そんなぼくの思いを、GKの越田くんにTwitterで返信したのがこちらでした。

もちろん、運営が若干軽視されているきらいのあるレノファユースにとって、保護者以外でも本気で応援する人間がいるんだということをなるべく大きくアピールすることが回り回ってクラブ(トップチーム)の未来につながるはず…打算もありますw

その他の試合の印象です。

  • 河野くんはやはりかなり潰されていた(出どころを潰されていたのかな?)のか、あまり有効なボールが入らず仕事をさせてもらえなかった
  • しかし河野くんを集中的に潰すということは空くスペースもあるということで、左サイドでは切れ味鋭い杉村駿介くんの突破が生きたり、バランス良くいい仕事のできる松原翔太くんがこぼれ球に詰めて多くのシュートを放ったりと、再現性のある形でかなりのチャンスを作れていた。
    • 杉村くんのスピードや突破力は神戸U-18(しかも年上の選手たち)相手にも通用していた印象。
    • 体格差もあり、どうしても当たり負けするシーンはある
    • 個人的には、チャンスメイクタイプの選手としてキレ・アジリティ・クロスなどのプレー精度、といった能力を徹底的に高めてプロを目指してほしいところ
    • ちなみにジャンプ力はかなりある

ということでここからは写真を大量に貼っていきます。
塩釜FCとの試合に比べて画質や色合いは全体的に低下してます。
ピッチとの間にフェンスがあったので色が不正確だったり、後半いきなり曇って感度を上げざるを得なくなったりしたので、Jリーグのナイトゲーム撮影よりもずっと厳しい環境でした……。。

DSC02100

Image 6 of 191