茨城国体 少年男子サッカー2回戦 山口県vs大阪府

いきいき茨城ゆめ国体の少年男子サッカー競技山口県代表は、レノファ山口U-18と高川学園高校に所属する選手を主体にしたチームで挑みました。
初戦から名古屋グランパスU-18主体の愛知県という非常に厳しい相手でしたがこれを殴り合いの末に下した山口県。翌日の大阪府戦がぼくにとっては東京駅からバス1本とアクセスの良い鹿島であるということで、カメラを持って緊急参戦することにしました。

このブログは、その試合の感想をとりとめもなくまとめた後、写真を大量に貼っています。
なお感想や試合の様子などについては全て[要出典]です。

国体の少年男子というのは、学年としては高校2年生の早生まれまでの選手です。つまり普段のリーグ戦では各高校・ユースのAチームで出ている選手ばかりではなく、そんな彼らのプレーを今のうちから見られる数少ないチャンスでもあります。一番のお目当てはレノファトップチームに二種登録もされているレノファU-18・U-16日本代表の1年生河野孝汰くんでしたが(彼はレノファユースAチームのレギュラーです)、他にも何人も素晴らしい選手を発見できることももちろん期待していました。

ご存知の通り山口県は大阪府をウノゼロで撃破しました。
山口県 vs 大阪府 試合情報 [少年男子]|第74回国民体育大会(サッカー競技)|JFA.jp

山口県の戦いぶりについて。優勝候補とも目される大阪府でしたが、これは金星と表現する必要はなく自分たちの戦いで挑めたなと感じました。戦術的なところを分かるほどはサッカー見れてないので、個々のプレーの印象をつらつらとまとめてみた。

全体的に山口県は豊富な運動量で大阪に自由を与えませんでした。
16番FW林陸也くん(レノファU-18)は特に、169cmとFWとしては小柄な体格をむしろ生かし、食いついて離れない前線からのプレスを何度剥がされても諦めずに繰り返していました。決勝点は林くんですが、ぼくの中ではこの狂犬プレスのほうが強く印象に残っています。好きな選手です。
大阪の10番中村仁郎くんはU-16日本代表でありJ3でも既に出場しているこの世代を代表する選手の一人と言っていい選手だと思いますが、彼に対して最終ラインは2人以上ついてやらせないようにする徹底した戦いぶりでやはり自由を与えませんでした。一方で少し彼に対して距離を詰められない様子も見られましたが、ついついリスペクトしているようにも見えましたし、あるいは意図的だったかもしれません。いずれにせよ中村選手は高い位置で持たれるとやはり怖いのですが、繰り返し複数人で潰されナーバスになったのか、また体力面もあると思いますが、後半途中あたりからポジションを下げがちになります。こうなると山口県としては楽でした。
後半の前半などはしばらく大阪の時間帯が続いていましたが、そのような時間帯はCB5番田中誠太郎くん(高川学園高)を中心にゴール前に人数をかけて集中してブロック。クリアボールは身体の強い河野孝汰くんが収め、前の方で時間を作ることができました。短い時間で繰り返し反復攻撃を受けるとクオリティとサイズのある大阪の前線の圧力に耐えられるか分からなかったですが、そのような反復攻撃を防げたのは非常に大きかった。大阪守備陣は河野くんには明らかに注意していて、ときおりカウンターになりかけるとそれだけで山口県の守備は一回楽になりました。そういう意味で、山口県の前線の守備の貢献もありました。

攻撃面では、まず河野孝汰くんの活躍。得点シーンでは、おそらくペナ角付近のハーフスペースあたりと思いますが、そこをカウンターの流れでDF2人につかれながら簡単にするするっと持ち上がっていきました。ぼくの場所からはなぜそんな簡単に抜けられたのか正直わからなかった。DFがリスペクトしすぎて飛び込めない間合いだったのか、左足からニアへのシュートを警戒して前を切る意識が強かったのか…、結果的に折り返したマイナスのクロスを16林くんがダイレクトで合わせての美しい崩しでした。
MF8番徳本奏太くん(レノファU-18)のサイドでのスピード・キープやドリブルには大阪の守備が試合の最後まで対応できず、2人で挟む程度ではなかなか止められないようでした。彼は深い切り返しで相手を翻弄し剥がすタイプのドリブラーで、レノファに所属した小野瀬康介とよく似てるなと思いました。相手DFにしてみると、2人で挟んでも何度も何度も間を抜けられ単独でゴールに向かわれてしまうという、嫌なイメージが残った選手だったと思います。
徳本くんのサイドからFWの河野くんへのクロス・アーリークロスは2〜3回もの決定機を作りました。徳本くんの方を見ていたのでどのようにやっているのか気づかなかったのですが、河野くんは結構簡単にフリーになって、ボレーなどクロスに対して点で合わせるようなプレーを何度も見せていました。ストライカーとしての技術が色んな面で高い選手ですね。身体の強さ・ポストの上手さ・周りも活かす技術などを考えると、決定力が増せば清水エスパルスのドウグラスのようになれる素材だと思います。
CB田中くんは頻繁にオーバーラップ・アンダーラップして右サイドや右ハーフスペースを攻め上がり、右サイド3枚で攻撃するというシーンも多く見られました。全員攻撃全員守備でした。

触れてない選手もたくさん残っていますが、試合から数日経ってもいるし、まだまだしっかりサッカー見れてない僕にも強烈に印象の残った選手・プレーのみまとめということで。

大阪府に勝利した山口県はその後、岡山県をPK戦で破り準決勝まで駒を進めるも静岡県にはミスも絡み力負け、三位決定戦に回りこれに勝利し銅メダルを獲得しました。
三位決定戦の香川県との試合にも急遽休みをとって観戦しました。写真はこちらの別記事にまとめています。


写真ブログであることを忘れていました。ここからは写真をまとめます。200枚少々。
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